アトピー性皮膚炎を徹底的に解説!そのメカニズムと対処法について

アトピー

アトピー性皮膚炎は、湿疹を伴う皮膚炎のことをいいます。強い痒みを伴うことが多く、掻かないようにと思いながらも無意識で掻いてしまい、さらに悪化していくという悪循環に陥りやすい疾患です。乳幼児期に発症する場合が多くなっていますが、最近では大人になってから発症する場合もあります。なかなか根治的な治療がなく、長期的な対策が必要といわれています。

原因については様々な要因が絡み合っていると言われ、断定的な原因は確率されていないのが現状です。主たる原因と挙げられているものは2つあり、①体質的・遺伝的な要素 ②皮膚バリア機能の低下 と言われています。①の場合、親がアトピー性皮膚炎である場合に、子どもがアトピー性皮膚炎を発症する可能性は高いと言われています。

②については、さまざまな要因が複合的に関連するともされ、アレルゲン(原因とされるもの)の除去や皮膚バリア機能を向上させるための適切なスキンケアが大事になってきます。アレルゲンとしては、ハウスダスト(ほこり・カビ・ダニ・ペットの毛など)や食べ物、花粉などとても多岐に渡り、なかなか特定しにくいとも言われています。

アトピー性皮膚炎の対策・治療法は

アトピー性皮膚炎の場合、原因が複合的に絡み合っているという場合が多く、なかなか一元的な方法がありません。湿疹には強い痒みを伴うことが多く、掻いてしまうことで更に悪化していく場合が多くなっています。賛否はありますが、ステロイド外用薬を塗って炎症を抑えることが一般的な治療の流れになるようです。また、皮膚のバリア機能が著しく低下している状態でもあるため、患部の清潔保持と保湿ケアが大事になってきます。

同時にアレルゲンの除去をすることによって、原因になり得るものを排除していきます。原因についてはコレと断定することが難しいアトピー性皮膚炎と言われています。ハウスダストについては、多くの人にとってのアレルゲンであることは間違いありません。こまめな掃除や換気が推奨されています。布団やぬいぐるみにも要注意です。ハウスダストについては0にすることは不可能ですので、神経質になりすぎないことも大切とのことです。

最近は腸内環境の改善が効果的との説も

最近では、アトピー性皮膚炎には腸内環境の改善が効果的という説もあります。アトピー性皮膚炎の患者の場合には、腸内の善玉菌の数が少ないという研究結果もあり、さまざまな機関が研究・開発に取り組んでいます。

腸で吸収した栄養が、血液によって全身に運ばれるわけです。つまり腸内環境が悪ければ、血液にのって悪い栄養素(毒素)をたくさん体に散りばめてしまうということになります。その悪い栄養素とさまざまな細胞がアレルギー反応を起こしている状態なのでは?とも言われています。

つまり、腸内環境悪化による毒素による内的要因と、ハウスダストなどの外的要因とが絡み合ってアトピー性皮膚炎が悪化している可能性もあるということです。

特に注目を浴びているのが乳酸菌です。乳酸菌には、とても多くの種類がありますが、何しろ悪玉菌を抱え込んで排出を促し、腸内環境を良い状態へ導いてくれます。乳酸菌については消耗が激しいので、意識して摂取すると良いそうです。

入浴の仕方で症状は激変する

アトピー性皮膚炎については、入浴の仕方で症状は激変するとも言われます。ポイントは、皮脂を落としすぎないことです。まずは、お湯の温度ですが、熱すぎると皮脂が落ちてしまいます。また、痒みを誘発する原因にもなるます。春・秋は40度、夏は38度、冬は42度が良いとのことです。そしてゆったりとお湯に浸かって、体をリラックスさせてあげます。

最近では保湿成分の含まれた入浴剤もありますので、おすすめです。
次に大事なのは、石けんやシャンプーなどの洗浄剤の選択方法です。何しろ、強すぎる洗浄成分は皮脂を根こそぎ落としてしまいます。アトピー肌用・敏感肌用など、とにかく刺激の少ないものを選ぶようにしましょう。そして、炎症を起こしている部位については、手でしっかりと泡立てて指の腹で優しく撫でるように洗ってあげて下さい。

炎症のない部分についても、綿素材の吸収性の良いタオルで優しく洗うのが理想です。洗浄剤については、しっかりと洗い流しましょう。

セラミドによるバリア機能の強化も必須

アトピー性皮膚炎には、セラミド成分を含んだ保湿剤でバリア機能の強化も必須です。セラミドとは、皮膚のバリア機能を担っている細胞間脂質の主成分です。アトピー性皮膚炎の場合には、このセラミドがとても少ないために皮膚のバリア機能が低下している状態になっています。

そのため、セラミドを含んだ保湿剤をたっぷり使用してみてください。セラミド配合の保湿剤や化粧品類というのは、基本的にはアトピー肌や敏感肌の人向けの製品が多くなっています。

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